こんにちは、伊野波です。
先週の末は、身体の使い方養成講座「和身塾」に参加しました。

和身塾とは
和身塾について、
まだまだ知らない方も多いと思います。
そもそもは、山崎真吾さんが立ち上げたのがこの和身塾で、武道をベースとした身体原理を用いて合理的な身体の使い方を学ぶ場です。トレーナー、インストラクター、セラピスト、治療家、理学療法士など、身体のお仕事に携わる人から、アスリート、スポーツ愛好家まで幅広いジャンルの人が自身のレベルアップを求めて参加されています。
(創始者:山崎真吾)
2017年1月より、元空手家であり、身体の使い方の研究、実践者でもある鴨谷洋隆さんに、継承され、今回で4期目になります。
(現和身塾講師:鴨谷洋隆)
和身塾って何をするの?
どんな力がつくの?
以前、和身塾についてまとめた記事がありますので、こちらも参考にどうぞ。
身体の使い方養成講座「和身塾」とは
https://seiyo0725.xsrv.jp/wp/2018/06/21/washinjyuku001/
和身塾の特徴と得られる力
和身塾の最大の特徴は、【対人でのワーク】です。*殴ったり蹴ったり危険なことは行いません。安全性を考慮して行っています。
例えば、「握手」なども対人ワークの一つです。
先日の懇親会で、パーソナルトレーナーの女性の方が、
「いろんなワークショップや講座を受けてきたけど、これだけ”対ひと”の講座は他にないです」
とおっしゃってました。
普通は、自分自身の内観や自分の動きを高めることを中心とするボディワークが多いかと思いますが、和身塾では、徹底してこの対人ワークに取り組みます。
この理由は、たとえいくら自分の身体が動かせるようになったとしても、対相手になったとたん、自分が都合よく動けることは日常生活、仕事、スポーツなどあらゆる局面で、無いからです。
例えば、わかりやすく言うと、自分一人で行なうというのは、野球で言うならバットスイングの技術を磨くこと。
スイングスピード、フォーム、動きの1つ1つを確認していけばその精度は高くなります。
こうした一人での練習ももちろん大事です。
だけど、いくらきれいなフォームで、早いスピードでスイングできたとしても、実践となると、相手ピッチャーに合わせなければいけません。
結局のところ、実際に使える身体とは、常に対人もしくは対象に合わせる自分、動かされる身体でなければ臨機応変に対応することができません。
日常の会話においても、一方的な自分の主張ばかり押し付けていてはコミュニケーションは成立しません。
相手と同調して、お互いに気持ちの良い関係性を作ることを身体を通して行っていきます。
「気」について
和身塾では、「気」という言葉を使います。
「気」というと、目に見えない不思議な力で人をふっとばしたり・・・という印象があるかもしれませんが、僕たちのこの「気」の解釈は、元気、やる気、勇気、といった普段から当たり前のように使っている言葉と変わりないです。
和身塾で行なう対人のワークは、自分の身体だけに意識をもっていると、それは自分勝手な動きになってしまいます。対人で相手に意識を向けるというのは、相手へ気を遣うということです。
つまり、どれくらい気を遣えるのか。相手への気遣いの稽古です。
相手の目をみて、相手のことを観察して、相手の身体や心理状態を感じます。それによって自然と動かされる身体、動かされる自分を作っていきます。
「間」について

例えば、赤ちゃんを想像してください。
赤ちゃんの身体はゆるゆるに緩んでいます。
そんな赤ちゃんのような身体は、自然と距離が近く、抱きしめたくなります。
一方、身体がガッチガチでパンパンの男性を想像してください。
あまり近寄りがたく、距離を近づけるにはなかなかに抵抗があります。
このように、僕たちは人によって自然と身体が反応するようになっています。その時、その瞬間、その人によって、丁度よい距離感、丁度よい「間」というのを推し量っています。
コミュニケーションが苦手な人は、この「間」がずれています。コミュニケーションが得意という人でも厳密に言うとずれていることが多々あります。
「間」が悪い。とか「間抜け」です。
和身塾の対人のワークを繰り返していると、このちょうど良い「間」というのが身体でわかってきます。
「間」が悪いと、相手に力が作用しないので、それとわかります。
どんな相手にも、どんな状況でも、自分のパフォーマンスを最大限に発揮できるようにするには、対人のワークによって、相手を知ること、相手によって変化する自分を知ること、そしてその関係性によって変化する「間」を制すること。
こうした目には見えないけど、日常的にも誰もが感じることを明らかにしていくのが和身塾の稽古の醍醐味であり、仕事や日常でも活用することができます。
その他にも、、
和身塾では、できないことに取り組んでいきます。
筋肉を出力器として使っていたのを、感覚器として使います。
筋肉ではなく、骨を意識します。
脚は踏ん張るのではなく、踏ん張らずに使います。
手足などの部分ではなく、全体として動きます。
このように、今までになかった動きについて超具体的に取り組んでいきます。
なので、当然、できなくて当たり前です。
できないことに取り組むから価値があります。誰にでもできること。すぐにできることにそんなに価値はありません。
和身塾は、身体を通して、
できない要因はどこにあるのか。という
・問題発見力
そして、できないをどうすればできるようになるのか。という
・問題解決力
こうした力も養うことができます。
和身塾は、
・身体を通して、痛めない身体、年齢を重ねても動ける身体
・自分が今どうなっているのかという内観力
・相手が何をやっているのかという観察力や洞察力
・相手に動かされる自然体の身体
・相手との丁度よい間や距離感を感じ取る感性
・どこに問題があるのかという問題発見力
・どうすれば紐解けるのかという問題解決力
などなど、人間に本来備わっている能力、あなたの中に眠る潜在能力を引き出す、人間力を養成する講座です。
いよいよ第4期も終盤です。残りあと1ヶ月。講座生のみなさんも徐々に体や心の変化を感じてもらっているようです。
第5期に向けてもこれから準備していきます。今の自分に満足していない人、自分の能力を今まで以上に発揮したい人、待っていてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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