こんにちは、伊野波です。
昨日は和身塾マスターマインドの稽古日ということで、お昼過ぎから難波へ。
和身塾マスターマインドとは、主宰の山崎さんの最上位のクラスで、一般の募集はほぼ行なっていません。
和身塾マスターマインドというのは、簡単に説明すると、
1)高さ:カラダの専門性
2)広さ:専門性以外の幅広い情報や体験
3)深さ:人間性、絆、コミュニティ
など、社会的に自立するための総合力を鍛える場です。
内容的にも、簡単にブログで出せないくらい情報密度が濃く、毎回咀嚼するまでに時間がかかります。咀嚼しても出せない特別な情報も多いですが。
1)高さ:カラダの専門性
というところで言うと、この身体の使い方については、かれこれ10年以上取り組んでいますが、最近の稽古が面白くてたまらんちです。
ちょっとだけ稽古の一部を紹介します。なんかちっちゃいけど、観えるかな?
何が面白いかって言うと、昔はもっとわけがわかってなかったし、できることなんてほとんどありませんでした。上達の糸口もなかなか見つけられませんでした。
それが、最近になって、これまでやってきた点と点がつながったり、今まで観えてなかったことが観えるようになっていたり、今までできなかったことが、なんとなくできるようになって形になってきたり、といった気づきがとても多いからです。
この感動って、何事にも代えがたいものがあります。こういう喜び伝えないなあ。
んで、重要なのはここからなんですが、
今、身体の専門家ではない僕が、なぜこの「身体の使い方」を取り組み続けているのか。なんなら整体師だったころより、ますます大事に思えてきています。
これが、一体何につながっているのか。
というところを少しお話したいと思います。
大きなところだと僕にとって身体は、「あらゆることの自動翻訳機」なんです。
どういうことかって言うと、例えば
仕事や、人間関係や、人生など、日常で起こるさまざまな現象やトラブル、困難、壁などにぶち当たったとき、
「これを身体で置き換えたとき、こういうことが起きているんだな」
と言うように、身体に置き換えることでその問題がなんなのか、どうすれば解決できるのかなどの糸口を見つけるきっかけにすることができたり、
なんでも身体に置き換えて考えることができるので、変にパニクったり、振り回されたりすることが無くなって、「土台」とか「軸」のようなものができてきている感覚です。
もう1つは、
自分の身体をコントロールする=言行一致
ということです。
自分の身体をコントロールするということは、自分が思ったとおりに身体が動かせられるということです。
これが、ほとんどの人は、自分が思ったことと、実際に身体が起こっていることがズレているんです。
武井壮さんが、昔「笑っていいとも」で、タモリさんを相手に、目をつむった状態で両腕を水平に上げるという実験をされてて、タモリさん水平だと思って上げたつもりが、実は挙げすぎていた。
というのでなんとなくイメージ湧きますでしょうか?
ズレが少ないほど、パフォーマンスの精度は高くなるし、ズレが大きいということは、自分が思っていることと実際とが違うぶん、痛めたり、ケガをしたりする可能性も高くなります。
そして、自分の身体を思ったようにコントロールできるようになるということは、自分の日常もコントロールできるようになるということにも繋がってくるのだと思います。
これが、言行一致。
自分が思ったことや言ったことと行動とが一致するということに繋がります。これができるようになれば、より自分のやりたいことができるようになったり、現実を変えていける力に繋がると思います。
言っていることとやっていることってだいたいズレてしまいますからね〜。これはダサい。精度高めて早く脱出したいですね。
そういうわけで、僕はこの身体の使い方を仕事や人生でもっと活かせるようにこれからも取り続けて自分を磨いていきたいと思います。
身体の専門家はもちろんですが、ビジネスやっている人にも興味持ってもらえたら嬉しいなと密かに思っています。
それでは、読んでいただきありがとうございました。
今日はこのへんで。
伊野波