こんにちは、伊野波です。
まずは、お知らせから。
身体の使い方養成講座「和身塾」第5期が7月から開講になります。
それに伴って、5月中旬から募集を開始、5月下旬から6月にかけて東京・大阪・名古屋で体験会を実施します。
身体の使い方養成講座『和身塾』とは
これから募集の準備をしていくので、もうしばらくお待ち下さいね。
今日は、
「300を超える研究で判明!大衆を操る20のポイント〜前編」
というDaiGo先生のニコ動を観て、興味深い内容だったので、前編で公開されていた20のポイントのうちの10個を紹介したいと思います。
DaiGo先生のチャンネルはこちら
メンタリストの専門って、この大衆揺動だそうです。
こういうスキルを持っていると、ビジネスの面で言ったら、自分のファンを増やしたりだとか、ブームに火を付けるなどがそれなりに意図的に作り出せるみたいです。
こうした人間の心理を使った誘導やテクニックって、マーケッターたちもかなり勉強しているし、セールスするときなどに駆使されています。
あからさまなものもありますが、高度になってくるとこちらが気づかないうちに心理誘導されているということも無きにしもあらずです。
僕たちがセールスするときも、最初は型を踏襲していた部分はありますが、正直自分たちでやっていて違和感を覚えることが多かったです。
ただ、それをバカ正直に伝えたとしても、本当に伝えるべき人に、価値を感じてもらえるように伝えられる実力があるわけでもないので、そこはこちらも売上的な成果と倫理観をもって臨むものだと思っています。
自分たちの売上が一義的な人が使う心理誘導はかなり気持ち悪いですね。
こうした知識は、これを使うこともできるかと思いますが、「知識武装」にもなると思っていて、自分を守るためでもあります。
情報に流されるのではなく、自分で判断できる目を養っていきたいですね。
では、今回、その10個をご紹介していきますね。
目次
1)議論の回数
同じ人への対話を重ねるほど、相手への影響力は高くなるそうです。
これはよく言う、単純接触効果というやつですね。
ただし、これは結果的に同じ内容を伝えたかったとしても、いろんな切り口や違う具体例などで、ちょっとずつ変える方が良いのだそうです。
人間は変化に注目するので、同じ内容を繰り返し言われると逆にもういいよ。というふうになります。
広告も、全く同じ内容より、ちょっとずつ違う広告を見せるほうが効果が高いのだとか。
2)関係性の強調
他人からの支持を受けるには、「自分に関係がある」と思わせることが必要です。
これは、こうした文章でも同じだと思いますが、自分が言いたいことを言っても、「私に関係ない」って思われてしまいます。
今から自分が伝えることは、相手にとって何がどう必要なのかを伝える、「関係性の強調」が重要だそうです。
3)ユニバーサルゴール
普遍的なゴールと言います。
自分の行動や、信念がみんなが目指しているゴールでもある。ということを伝えることです。
例えば、
日々生活していたら、自己嫌悪になったり、凹んだり、やる気がなくなることってありますよね?
それって実は普通のことで、大事なのはそういうときにいかに、その状態から立ち直っていけるか。そういう術をもっているか。
こうした知識を得ることで自分自身をもっとコントロールできて、もっと自分を変えられて、自分の思ったような人生を生きていくことができるようになります。
そういう知識やスキルって身につけて、今抱えている閉塞感から抜け出しませんか?
みたいなことだと、共感して「私もそうなりたい」って思ってもらえる人もいると思います。
このような、人間がみんな満たしたいと思っている共通のゴールを掲げることです。
4)おせじ、好意
これは、ピグマリオン効果という研究がわかりやすいです。
【解説】ピグマリオン効果とは? 教師期待効果の実験例やホーソン効果などとの違い
相手を褒めるというのもその1つだし、相手に好意や期待をよせることによって、人はポジティブな効果や反応を示すということです。
5)権威
人間は権威に従いやすい。というのは良くきくと思うし、自分もその節があるなあと思う人もいると思います。
なぜ、人間は権威に弱いのでしょう?
それは、楽をするため、だそうです。
いろんな情報を自分で精査して行動するのって結構エネルギーがかかります。
そんなときに、誰かの判断に任せたほうが圧倒的に楽です。
権威ある人、影響力のある人だと、「その人の意見が正しいのかな」と思ってしまうこともあると思います。これは結構怖いことですね。
6)魅力
ここで言及されていたのは、特に身体的な魅力です。
顔・体型・髪型・服装・肌
など美容や健康に気を使って身なりのきれいな人ほど影響力は高くなるそうです。
同じ壺でも、きれいな場所にあるのか、ゴミの中にあるのかで印象が変わるのに似ています。
7)メッセージの難易度
これは、自分が伝える内容の難しさと伝えたい人のレベルによってメディアを変えるのが良いそうです。
自分が伝える内容が比較的難しい場合は、論文や、本、もしくはこうしたブログやメルマガなどの文章表現が適しているそうです。
自分の伝える内容が比較的簡単な場合は、音声や動画の方がより伝わりやすいみたいです。
8)前置きをしない
自分の狙いや目的(「今日の話す僕の意見に賛同してほしい」など)を先に前置きとして話すと人は受け入れにくいそうです。
ただし、前置きでも、2でお伝えした「関係性強調」だと効果があるそうです。
つまり、
前置きの話というのは自分目線のこと。
関係性の強調は相手目線ということ。
自分の言いたいことを主張するのではなく、つねに相手にスポットライトを当てないと話を聞いてすらもらえないということです。
9)議論展開のスピード
DaiGo先生の話すスピードはやたら早いです。
なんでこんな早口なん。って思ってましたが、これにはちゃんと意図があるそうです。
これは、聞いている人が、自分に対して共感していない、反発しているときは、スピードを早くする方が、相手が受け入れやすい。
聞いている人が、自分に対してすでに共感・好意を持ってくれている場合、話すスピードをゆっくりして相槌の間などを与えたほうがより受け入れられやすいそうです。
10)反復
1)にも通じるかと思いますが、嘘でも真実でも3回くらい同じ情報が繰り返されると「それ本当かも」という真実の幻想というのが働くみたいです。
いかがでしたか?
こういうことってAppleでもGoogleでもやってるわけで、それによって僕たちの生活も大きな恩恵を受けているので、これが悪いわけではありません。
大事なのは、情報に振り回されて知らない間にいろんな影響で動かされているという事実や裏側でこういうことが起こっていることをしることで、自分自身が責任をもって行動に移せることだと思います。
参考になれば嬉しいです。
それでは、今日はこのへんで。
ありがとうございました。
伊野波